ポンプの水漏れ修理、オーバーホール

2025.07.11

名古屋市を拠点に、ボイラーのメンテナンスや交換を行っている「株式会社かわだ工芸」です。
こちらでは、当社が手掛けた施工事例をご紹介します。

今回は、ポンプの水漏れに関するトラブルをご紹介します。
浴室や蛇口へ水を供給するために、機械室ではポンプが使用されています。
水質や温度条件により、長年の使用でポンプの軸やモーターとケーシングの接続部から水漏れが発生することがあります。
水漏れは水量の低下や周辺機器の故障につながるため、速やかな修理が不可欠です。

今回は、ポンプの水漏れ修理と合わせて実施したモーター部分の整備についてご紹介します。

▼ポンプ取外し

ポンプを取り外した状態です。
ここから分解整備をしていきます。

▼水漏れ箇所の確認

軸の部分から水漏れが確認できます。

メカニカルシール劣化による漏れと推察できます。

▼水漏れ箇所の確認

ポンプを分解したところです。
ここから清掃及び部品交換を実施していきます。

▼水漏れ箇所の確認

Oリング付きの珍しいベアリングです。

▼水漏れ箇所の確認

通常であればベアリングヒーターで加熱して入れるのですが、今回はベアリングが小さいため軸の方を冷却して挿入します

▼各種測定

組付け前に巻線抵抗、絶縁抵抗を測定し、異常がなければ組付けていきます。

作業は、取り付け配線後の漏れ確認と電流値チェックをもって完了です。
ポンプからの水漏れや異音は、放置しても改善することはありません。
それどころか、状態が悪化するとポンプ本体の交換が必要となり、多額の費用が発生する可能性があります。
そうなる前に、異常があれば早めに対処することをお勧めします。
ポンプに関して何かお困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

▼お問い合わせはこちら

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